|
以上のような数値の差はどのような要因で生まれたのでしょうか。
ちなみに今回の調査では、「パチスロ交換率」という概念を理解しづらいと思われる高年齢者層や女性客、ライトユーザー向けの説明として、『パチスロのメダルの景品交換率は、店によって異なりますが、一般的に次のような傾向があります
。交換率が高い店は、メダルが出にくいが、大勝ちがある。交換率が低い店は遊びやすいが、大勝ちしにくい。メダルを借りる際は、1000円でメダル50枚(100円で5枚)です。』というような注釈を入れました。
これは言葉を変えれば『あなたは「ギャンブル志向=高交換率志向客層ですか」それとも「時間消費型=低交換率志向客層」ですか』ということとなり、 |
この言葉を借りれば今回の調査結果は容易に説明がつきます。
つまり、4号機時代のAT機やストック機、大量獲得機など、いわゆるギャンブル機に慣れた20代〜30代の客層(=パチスロ派を支える層)や来店頻度の高い層(ヘビーユーザーやミドルユーザー)のギャンブル志向は依然として強いということです。
仮にこれまでの機械に比べて大幅に射倖性が制限された5号機で、突如交換率を恒常的に引き下げるというような営業方針の転換を行った場合、これらの客層が一気にお店から離れる危険性は否めません。
特にこれらの客層に支えられてきた「パチスロ専門店」や「ギャンブル客層が多い店舗」は注意が必要です。一方で、4号機時代でもギャンブル機よりもむしろノーマルAタイプを遊技していた
|
40代〜50代の客層(=パチンコ派が多い)や来店頻度の低い層(ライトユーザー)には、ギャンブル志向というよりもむしろ時間消費型の「遊び」を求める人が約1/4程度は存在するということになります。
交換率を引き下げるとすれば、これらの客層の比率が比較的多い「パチスロ設置台数の少ないパチンコ・パチスロ併設店」が妥当なのかも知れません。
但しこれに該当する併設店であっても設置機種には十分な配慮が必要です。高度な目押し技術や内部システムに関する知識を必要とする機種を提供した上に粗利確保のみが先走りして機種特性を理解しないまま「設定オール1」というような営業をした場合、対象客層の望むものとは大幅にズレが生じることになり、一気に客離れを起こす恐れがあるからです。 |